先日、政治資金監査人の登録をしました。
登録政治資金監査人というのは
何をするのか?
登録政治資金監査人は、政治家や政治団体が使うお金(政治資金)をチェックする仕事をします。彼らは、政治活動が公正で透明なものになるようにするために、重要な役割を果たします。
誰がするのか?
この仕事は、特別な資格を持つ人たちが行います。具体的に言うと、税理士、公認会計士、弁護士などが登録政治資金監査人になることができます。政治資金適正化委員会が行う特別な研修を受けて、登録されます。
何をチェックするのか?
登録政治資金監査人は、以下のようなことが正しく行われているかをチェックします。
- 政治団体が使ったお金の記録(会計帳簿)が正しく保存されているか。
- 領収書や支出の記録が会計帳簿と一致しているか。
- 収支報告書が正しく作成されているか。
どうやってチェックするのか?
登録政治資金監査人は、会計帳簿や領収書を調べて、数字が一致しているかを確認します。しかし、企業の会計監査のように、支出が妥当かどうかを評価することはありません。ただし、領収書と会計帳簿の整合性をチェックするだけです。
目的は何?
この制度の目的は、政治活動が国民の監視と批判の下で行われるようにし、政治の公明性と公正性を確保することです。政治資金の使い道が明らかで、不正が起こらないようにするためです。
最近、政治資金パーティーの収入が不正に還流していた疑惑(裏金問題)が大きな話題になりました。この事件は、政治資金規正法の改正や首相の交代、甚至は衆議院選挙での与党の過半数割れまでに至るほどの大きな影響を与えました。このような事件が起こった背景で、政治資金の透明性と正しさを確保するために、登録政治資金監査人の登録をする必要性が高まっていると思います。
そのような思いから政治資金監査人に登録しました。私は、政治資金収支報告書のチェックについて、一般の会社と同じかそれ以上に厳格にしようと考えています。
そうすることにより厳しい監査を受けた議員について、堂々と安心をして政治活動に励んでもらう素地を作り、監査を受けた議員を応援する人も、「ああ、この人はお金にきちんとしたクリーンな人だから、安心して応援できる」と思えることが大切だと思います。
そして、政治と金の問題などで足を引っ張られずに、日本と日本国民のための政治を真剣にしてもらいたいです。私はその一助になればと思い登録をしました。